今年も多くの人が『マリメ2』4周年を様々な形でお祝いする事になると思いますが、私は去年同様『マリメ画像クイズ』を記念として作成しました。
マリメ画像クイズとは、その名の通りマリオメーカーのコースの一場面の写真を見てそれが何のコースなのか当てるというもので、スピードラン,Kaizoが対象コースの中心です。
起源は、さばおんさんが2018/08/02にTwitterで『#マリメ画像クイズ』のハッシュタグを作りツイートしたのが始まりで、2021年には一時期海外ユーザーの間でも広まりました。
私はこのタグが大好きで、2022年にはGoogleフォームを使ったテスト形式のマリメ画像クイズの作成を何回かしましたが、今回もその一貫です。
今回は、マリメ2 4周年記念という事で、直近一年 (2022/06/29~2022/06/27)に公開されたスピラン,Kaizoコースを対象とした全20問のクイズです。
ここ1年で難関コースを見てきた方はここ一年間の振り返りに、ほとんど知らないという方でもこれから難関コースを知る機会に、是非ご参加を!
参加はこちらから↓
リンク先で具体的な参加方法や詳しい内容の説明をしています。
ここからは、『マリメ画像クイズ #4』の答えに関する情報を含みます。
画像クイズはテスト形式なので、画像クイズに参加する前にこの記事の続きを読むと参加をご遠慮いただく事になります。
参加したい方はこの記事の続きを読まずに、上のリンクをクリックし、参加して下さい。
全体の振り返り
軽〜く今回の画像クイズ全体の振り返りをしてみます。
直近1年公開という縛り
大変でした。動画の日付が1年以内だから大丈夫だと思ったら前にも公開されていたり、よく見たら別の人の動画だったり(本人は1年以上前に公開)…
選択肢の問題もここから考えなければならないので、常にコースが枯渇状態でした。というか誤答の選択肢のコース考えるのが一番大変だった。
誤答の選択肢のコースに直近1年より前に公開されたコースを混ぜて、それも判断材料にしてもOK…というのも考えましたが、せっかくこのルールを課してやるからには、誤答の選択肢も直近1年で公開されたものだけにした方がより多くのコースが知られる機会になるから…!という安直な考えでやりました。まぁ集めきれたので良かったです。
このコース1年以上前に公開されてますよ!ってのがあっても許してほしい。一応一通り調べてるので。(それはそれとして不備は気になるので、そういう間違いに気づいたら遠慮なく教えて下さい)
去年と比較して
ぶっ飛んだ内容が無いように気をつけました。
難易度も抑えめになったと思います。
コースの配分について
様々なジャンルのコースが散りばめられたら良いなと思っていましたが、あまり思うようにはいきませんでした。
Kaizoとスピランの配分は、10:10だったので完璧です。
問題はゲームスキンですね。
ゲームスキンの内訳は、
SMB1 : 1
SMB3 : 0
SMW : 9
NSMBU : 10
3DW : 0
…はい、誰がどうみても偏っています。
もう少し散りばめられたらな〜という感じですが、そもそもSMB1,SMB3,3DWの難関コースは少ないので、仕方ないところではあります。誤答の選択肢のコース考えるとなるともっと大変だろうし。
公開日の偏りの比較もしようかと思いましたが、どうやって分散の程度を測れば良いのか分からなかったのでとりあえずパスです。
各問の解説
これからは各問の解説をしていきます。
正答のコースだけでなく、選択肢の他のコースについても紹介します。
誤答も含めたコースの再生リスト
1問目
選択肢1 : *Dandelion* by そ〜だ
選択肢2 : Bailout by もっち
選択肢3 : Orbital by Dr.SHOKI
選択肢4 : Libre by collage
正解は選択肢2の『Bailout』です。
最初にこの問題を見た時に「最初の問題だから誰でも答えられるコースだな…」と思った方も多いでしょうが、タイトルを正確に覚えている人ばかりではないと思います。
「簡単簡単…あれどれだっけ?」となる人も一定数いるという想定で作りました。
とはいえ選択問題なので、記憶を頼りにそれっぽいタイトルを選んで当てた人もいるでしょう。
『Pogchamp Extended 2』では唯一の100点満点コースとして圧巻の優勝を誇り、Twitterでも500いいねがついていた今作は、誰が見ても印象に残るような見た目の美しさ、奇抜さを有していますが、Pogchampの大会においてはコース名ではなく制作者によって識別されるという特徴から、「もっちさんのPog」としての印象が強い反面、タイトルは比較的印象に残っていないのではないかと思います。
誤答の選択肢のコースも『Pogchamp Extended 2』で公開されたコースです。
選出内容としては、単純にpog_ex2提出コースの中で、コース名が付いているものが少なかったためです。英単語1語のものを選びました。
2問目
選択肢1 : The oxalis - CodeName "片喰"【90s】 by そーりあ
選択肢2: lullaby by けーたん
選択肢3 : Hidden Ruins - 60s by ぱらそる
選択肢4 : - Aphantasia - by しん
正解は選択肢4の『- Aphantasia -』です。
しんさんが2022/11/28に公開したスピランで、ここ一年において「高密度」という概念を何レベルも上げてしまったヤバい作品です。
今回の選択肢はここ1年の中で有名な城のコースを集めました。
難易度が一番低いレベルを想定して作った問題なので、Aphantasiaの一番の見どころとも言える音符抜けをそのまま使いました。(YouTubeで本人があげた動画ではサムネにもなっています)
いやぁ、この音符抜けはいつ見ても最高だ…
誤答の選択肢のコースも傑作揃いなので、見たことがないコースがある場合は要チェックです。
3問目
選択肢1 : adjusted by イトコン
選択肢2 : Statues by Quacken
選択肢3 : ドスピゴドヒューン!10s by とき
選択肢4 : THoGLE by こーしんく
正解は選択肢1の『adjusted』です。
最近イトコンさんから公開されたライト寄りの正統派Kaizoで、主にレールに乗ったパーツによってギミックが展開されていきます。Twitterでも多くの反響が見受けられました。
今回使用したのはそのコースの開幕です。
画像の部分はとりわけ印象深いところでは無いですが、何せ公開されたのが10日前(2023/06/28時点)なので、一度見たことがある人はすぐにそのコースの概要を思い出すはずでしょう。
誤答の選択肢のコースに関しても今月(2023/06)公開されたコースで固めています。最近投稿されたコースという共通点こそありますがコースの要素に関しては全く違うものを4作選んだので、正答が選びやすかったのではないかなと思います。
『Statues』は『adjusted』同様にライト寄りのKaizoコースで、一風変わったコンセプトが目を惹きます。
『ドスピゴドヒューン!10s』『THoGLE』はどちらも10秒のスピランで、これまたカッコいい10秒スピランです。
4問目
選択肢1 : Bergschrund by まいん
選択肢2 : Terpsichora by mugi
選択肢3 : 絶対零度 by L
選択肢4 : ~flowers~ 90s by テティーズ
正解は選択肢2の『Terpsichora』です。
2022/09/30にそーりあさんのチャンネルから公開され、非常に話題になったmugiさん作のスピランです。
完成度の高い今作で、とりわけ印象が強いのは裏面の縦長の夜雪スキンでしょう。
「縦長スキンで降りていく」という印象的な構成に、たくさんの人が虜になったと思います。
今回使用したのは、その中でも印象深いセクションの一つである、矢印の羅列による装飾です。矢印に沿ってマリオとボムが動くこのセクションが印象に残っている人も多いことでしょう。
誤答の選択肢のコースは、全て夜雪スキンのものです。
『Bergschrund』は『Pogchamp Extended 2』で公開されたコースです。
『絶対零度』は低難易度のKaizoコースです。この選択肢の中で唯一ワールドのコースですが、「雪っぽいタイトル」なので、どうしても分からない人用という側面があります。それはそれとしてギミックが整然としたかっこいいKaizoコースです。
『~flowers~ 90s』は完成度が高い長めのスピランです。『Terpsichora』同様、表面がお化け屋敷、裏面が夜雪スキンです。
5問目
選択肢1 : Soul Breaker by wafflechop
選択肢2 : Spring Cave by DonkeySoup
選択肢3 : Hard Mario: Stone Gift by しんの
選択肢4 : Splitscape by Dpc1437
正解は選択肢3の『Hard Mario: Stone Gift』です。
2023/03/10にしんのさんが公開したKaizoコースで、横ドッスンが最初から最後まで使われるというコンセプトのコースです。
コンセプトだけでなく、道中のギミックもかっこいいです。
タイトルもおしゃれですよね。
今回使用したのは、最後のセクションです。
最後の横ドッスンの綺麗な回収が印象に残っている人も多いでしょう。
誤答の選択肢のコースは全てワールドの地下スキンのコースです。
それぞれ最高のKaizoコースです。
特に『Splitscape』は、マントとワープバグという破天荒な要素を組み合わせた、完成度の高いCapeコースでおすすめです(記述問題の候補だった)。青い土管から赤い土管へ、どんどんワープしていくのは見応えがあります。
6問目
選択肢1 : Halo of Heritage by Leo
選択肢2 : Aurora by Ark
選択肢3 : Spiny St. by Alice
選択肢4 : Archipelagic Ashes by RCfilter
正解は選択肢4の『Archipelagic Ashes』です。
2023/04/02にRCfilterさんが公開した縦の空スキンのKaizoで、その完成度から多くの人に遊ばれているコースです。
今回使用したのは、その中でも印象的なギミックである、クラウン横ドッスンによる急上昇です。急上昇だけでもかっこいいですが、シューリンガンを頭突きしながらだと尚更かっこいいですね。
ちなみに、恐らくこのギミックが入っていたために、このコースは投稿から2日後に任天堂から削除されています。
該当のギミックだけリメイクした再投稿バージョンもあります。
誤答の選択肢のコースについて、『Aurora』『Spiny St.』は同じく空スキンですが、『Halo of Heritage』は飛行船スキンです。
また、『Spiny St.』だけ3スキンで、他はワールドスキンです。
各コースのスキンを把握しているだけでも2択まで絞れます。
7問目
独創的なギミックを全面に押し出した最高のスピランです。
今回使ったのはラストギミックです。
オンオフが自動で切り替わり、オフブロックの箱の中で3段ジャンプというシンプルなギミックですが、コースの中でも特に印象に残りやすいコースではないでしょうか。
誤答の選択肢はどれもお化け屋敷があるUスキンのコースです。
選択肢としてはだいぶ紛らわしいものになりましたが、印象深いギミックを採用したことで難易度も緩和していると思います。
8問目
選択肢2は ”manshion" が入っているので、お化け屋敷かな?と除外することも出来そうですが。
実は、最初はホイミンさん作の「Unstable Dimesion」も入れようと思っていたのですが、このコースは20問目の正答として採用しました。
9問目
このコースは、2022/10/29にたかちゃんさんから公開されたワールドのKaizoです。
とにかくかっこいいギミックが詰まったKaizoです。特に最後のギミックはシンプルながら痺れます。
今回使ったのは、中盤のセクションです。甲羅が叩いた透明ブロックにマリオが乗り、そのブロックに入っていた横バネに弾かれて右に進んでその甲羅を踏む…という綺麗すぎるギミックです。印象的なので当てられた人も多いかと思います。
縦横比が極端な画像を組み込んでみたかったので、ここぞとばかりに使いました。
誤答の選択肢のコースについてですが、森,または毒沼を連想させるようなコース名のものを集めました。(実際どのコースも森スキンです)
どれも個性的なコースなのでおすすめです。
10問目
2022/11/07にSomeBroさんから公開された、今は珍しくなったボムコースです。
今回は、中盤のスターを避けながらボムラダーをして登っていくセクションを使いました。
特に印象深いセクションなのでは無いかなと思います。
誤答の選択肢のコースに関して
『Amazy Dayzee』は、同じボムコースとして採用しました。
スキンが夜の森なので、このコースを知っている人はスキンで弾けたと思います。
『Clobbercopter』は、『inanimate sensation』と同じくワールドのお化け屋敷スキンで、ボムも多く使われています。
このコースはボムというよりも「スピン」主体のコースなのですが、かなり紛らわしい選択肢となったと思います。
『Starshiner』は、単純に画面に”Star”が映っていたので使いました。超絶カッコいいKaizoです。
11問目
12問目
2022/07/08にSipwaterさんが公開したKaizoコースです。
Sipwaterさんらしいかっこよさ抜群のKaizoです。Twitterでも多くの反響がありました。
今回はその中でも印象的な、上下に配置されたPスイッチを踏むセクションを使いました。(縦長比の問題2問目です。)
見覚えがある人も少なく無いはずです。
ただし、短いタイトルのKaizoコースを選ぶのは大変です。
今回誤答の選択肢は『Phyte』以外はSipwaterさん作のコースですし、『Phyte』もワールドの地上スキンです。
なかなか絞るのが難しいと思います。
13問目
正解は『-Caca-』です。
ここから記述に入ります。
2023/05/14にやきさんが公開した、城スキンのスピランです。
この作風に感化され、コースを作った人も少なく無いようです。
今回は、そのコースのラストギミックを使いました。
印象的なファイアバーの使い方に魅了された人も多いのではないでしょうか?
タイトルも4文字で覚えやすいですし、公開も最近なので、記述の中では一番簡単な問題かと思われます。
14問目
正解は『Squadrons - 60s』です。
2023/02/12にぱらそるさんが公開したスピランです。
2023/03/24にはマイラさんがクリチェ代行で投稿しました。
とにかく、素のかっこよさで殴ってくる感じのスピランです。
今回は裏面のセクションの一部を採用しました。
クッパJr.が近くにいることや装飾の雰囲気から見破れる人も多いはず。
15問目
正解は『Sunbringer』です。
2023/03/30にLinさんが公開したコースです。
このコースでは、メットこうらを利用してパイポ(トゲゾー)を運んでいきます。
シンプルながら、印象深いコースです。
今回はその開幕を使いました。
一目でコンセプトが分かるためです。
タイトルに関しても『Sunbringer』という、コースの内容に則した分かりやすいものなので、正答する人も一定数いるものと踏んでいます。
16問目
正解は『Niflheim』です。
2023/03/20に公開された、Leoさん作の初代Kaizoです。
リンクを存分に活かした、最高のKaizoです。
今回は、このコースのラストギミックを使いました。
ラストギミックで印象に残っている人も多いと思います。
ただ、タイトルが出てくるかはまた別ですからね…
17問目
正解は『Yukimoff』です。
2023/05/14に公開された、こいぞんさん作のスピランです。
雪玉を多く使ったかっこいいスピランです。
今回は、終盤の雪玉をたくさん使うセクションを使いました。
雪玉を多く使っているのを見せる意図があります。
タイトルも印象的ですし、何よりコンセプトと合っているので記憶からタイトルを引き出しやすいと思います。
18問目
正解は『Slidestone』です。
2023/01/16に公開された、murmeliさん作のUスキンKaizoです。
とにかくかっこいいギミック満載のコースです。
タイトルの引き出しやすさと、画像のわかりやすさですが、どちらも微妙な気がします。
これを動画で見ると、勢いよくマリオがヨッシーから降りていくので印象深いのですが画像だと分かりづらいですよね。
問題の難易度としては高いのでは無いでしょうか。
19問目
正解は『Poltergeist』です。
2022/09/13に公開されたrevolugさんとHenryJay13さんの合作Kaizoコースです。
画面いっぱいに敷き詰められたリフトを、様々な方法ですり抜けるのがコンセプトです。
今回は、前半ラスギミの、ヨッシーを音符に置いてすり抜ける箇所のみを狭く切り取りました。
狭い範囲での判別は難しいですが、このコースが記憶に残っている場合は思い出せる余地は十分にあります。
タイトルも印象的ですし。
ちなみにこのコースだけYouTubeの動画が見当たらなかったので私が撮影しました。えらい。
20問目
正解は『Unstable Dimension』です。
最終問題を飾るのは、2023/02/26に公開されたホイミンさんのスピランです。
最終問題ということで、道中のギミックに関係がない最後の部分のみを切り抜くという、理不尽問題です。
ただし、『TAB2』を観戦していたり、或いは参加したという人なら記憶の片隅から出てくる可能性はあるのでは無いでしょうか。
タイトルも、2語ある内の1語は分かっている状態ですし、答えられる人も一定数いそうです。
結果予想
軽く結果予想します。
選択 (正答率高い順)
Terpsichora
- Aphantasia -
Uneasiness/Repel
Bailout
adjusted
Xanadu
Hard Mario: Stone Gift
Archipelagic Ashes
- Vitreous Dimension -
inanimate sensation
Sen Am
Arq Les Noa
記述 (正答率高い順)
-Caca-
Squadrons - 60s
Yukimoff
Sunbringer
Poltergeist
Niflheim
Slidestone
Unstable Dimension
最後に
ここ一年の振り返りとして役に立てていただければ幸いです。
ここまで読んでくれた優しい方は、この記事なり何なりを拡散していただければ私が大喜びします。
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